【百合】漫画「奏 青春バンド百合アンソロジー」青春の中にある無自覚百合すこ!
こんにちは、あいみぃです。
今回は百合コミック「奏 青春百合アンソロジー」の
感想を述べていきたいと思います!
このアンソロのテーマは、学園物×音楽×百合!
音楽にかける青春の中で生まれる百合には沢山の尊いが潜んでおりました!
・誰にも言えない秘密の関係の女の子カップル・
竹嶋えくさん「ひみつのアンサンブル」は、
敵対する吹奏楽部と軽音部の部員同士で付き合っているという、
誰にも言えない秘密の関係の百合。
バレたら終わりな秘密な関係っていうのが萌えますよね!
更に作中で本人たちもこの関係のドキドキを楽しんでいます。
練習抜け出して二人で会ってたりするんですよ??
可愛いかよ。結婚しろ。
このドキドキがずっと続くのもいいけど、
早く誰かにバレてそれが理由で喧嘩になって別れる寸前まで行くんだけどやっぱり君じゃなきゃダメだと愛を再確認し再びラブラブカップルに戻るっていう展開も見たいのでこれ連載お願いします(オタク特有の早口)。
・付き合ってるとは言ってない、けど特別な物で通じ合っている百合・
タケシスさん「君と、爪と、弾く」は、
憧れのギタリストの先輩に近づくため、その先輩の専属のネイリストになり先輩と仲良くなった後、やがてふたりともどんどんお互いの持っているものに惹かれていく物語。
先輩と後輩は”ネイル”だけでつながっているように見えるんですが、
最初はそれだけだったとしても、
関係を続けるにつれてそれ以上のつながりができていくんです。
”付き合っている”と立場を明確にしていなくても、
どこか特別な関係にある二人にとても萌えました。
言葉とか肩書なんていらなくて、
大事なのはお互いのことをどう思っているか、ですもんね。
・一目惚れに気づかないまま時が過ぎる百合・
ヨルモさん「プロローグのように」は、一度しか会ったことのない姉の友達に、
たまたま聞かれてしまった自分の歌声を、とびきりの笑顔で褒めてもらったことが忘れられないまま時が過ぎ、それ以降一度も会えないまま中学を卒業する主人公。
そして入学した高校で、たまたま彼女と再会し、胸の高鳴りが止まらなくなって――
というところで物語が終わります。
タイトルの通り、ほんとうにプロローグにすぎない!!
彼女は、この忘れられなかった理由が一目惚れだったことに、
多分ラストシーンの再会した段階でも、未だに気づいておりません。
あの感じだと、もうちょい先になるんだろうなぁ。
きっとこの気持ちは”憧れ”だと、自分に言い聞かせるようにまずなるでしょう(笑)
このまま一目惚れだと気づくところまで読ませて!!
あわよくば付き合ってイチャイチャするところまで読ませて!!
何でこの話連載しないの!?しようよ!!!!!(笑)
読んだ後ワクワク想像が止まらなくなる百合でした。
このほかにも、
「無自覚百合」
「先輩がかっこよすぎて勝手に尊死百合」
「独占サイコ百合」
「ケンカップル」
などなど様々な百合作品がございました。
一通り読み終えて思ったのが、無自覚百合が多かったこと!!
きっと学生のお年頃だと、
まだちゃんと恋愛をしたことがないうえに女の子にときめいちゃうもんだから、
”女の子が好き”という発想に至らないんでしょう。
先ほども書きましたが、きっと最初は憧れと混同するんだと思います。
(実は自分もそうでした↓)
でもこの無自覚が恋だと気づいた瞬間、
・もう好きな人には恋人ができていて、気づくのが遅かったと後悔する
・好きだとわかってから急に意識しだしちゃって、顔が見れなくなっちゃう
どちらに転ぶのか…考えるだけで楽しい…。
そして私は気づいてしまったんです。
無自覚百合は、
かなり高いポテンシャルを秘めている!!!
だってどっち転んでも尊いもん!!
無自覚百合最高か!!
学生の百合は、ただの青春の1ページに過ぎない。
特別なのに特別だと思っていない←これも無自覚百合
最高のシチュエーションだと思いました!!